
刈るだけが「稲刈り」ではない。子どもたちが面倒がる、揃えたり結わえたりまでちゃんとやらせるには。
教育ファームでは、鎌を使った昔ながらの稲刈り体験が多いが、茨城県のやさと農協(茨城県・石岡市)の取組みもそのひとつ。
初めはうまく刈れないのがすぐに慣れ、そうすると楽しくなって、ざくざくざくざく、刈るわ刈るわ…
ふとうしろを振りかえると、刈りまくられた穂がばらばらに積みあげられている。こうなってからでは、揃えるのも束に結わくのもた〜いへん!
この事態を防ぐには、とにかくこまめに結わえさせる、シンプルにただそれだけだ。
始まる前の注意事項ではもちろん、圃場に出てからも、ひたすら何度も「ゆわけ〜」の言葉を浴びせつづける。
それでも子どもたちは先を刈ろうとする。
「自分で刈った分を結わくまで先に進んではいけません!」
これでやっと、揃えて結わく後始末は農家がしないとならないなんてことはなくなり、子どもたちは、「刈って揃えて結わえて掛けて」という稲刈りのプロセスぜんぶを、ちゃ〜んと体験することになった。
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